基金の概要

長岡京市は、緑豊かな西山や東部に流れる桂川・淀川水系により、豊富な地下水に恵まれてきました。地下水は、市民の水として、また工業用水として利用され、市の発展に大きく貢献してまいりました。

しかし、地下水の利用が増すにつれて、水位の低下が顕著に現れ、このまま汲み上げを続けるのであれば、将来枯渇するのではないかとの恐れが生じてきました。

そこで、限りある天然の資源である地下水を、将来にわたって永遠に守りつづけるために、地下水保全対策を講じることが必要となりました。

地下水は、私たちが共有する貴重な財産であると考え、地下水を「公水」との認識のもとで、地下水を採取する者は、将来の水資源対策のために、汲上量に応じて負担し、積み立てることとしました。

昭和57年10月に財団法人長岡京水資源対策基金を設立し、同時に負担金要綱を設け施行しました。

図:基金の概要