平成15年度 水資源功績者表彰

国土交通省が、水の日(8月1日)、水の週間(8月1日〜7日)の行事の一環として、永年、水資源の開発、利用、水資源のかん養など水資源行政の推進に関する組織的かつ永続的な活動に努め、その功績が特に顕著な団体又は個人に対して表彰が行なわれています。 

このたび、当基金も平成15年度水資源功績者として6個人及び5団体の中に選ばれ、扇国土交通大臣(当時)から表彰状が授与されました。

受賞は、これまで当基金が地下水現況調査や啓発事業などを実施してきたことにより、地下水の保全及びかん養に貢献してきたことが認められたものです。

 

 表彰式

平成15年8月1日(金) 午後2時から
科学技術館(東京都千代田区)

 表彰受賞者

  受賞者 功績概要
個人の部 青木銀一(北海道) 幾春別川総合開発促進期成会会長として、ダム事業の進捗に大きく貢献した。
鈴木貞一(秋田県) ため池と用水路の管理人として、長年にわたり水資源の有効活用に努めている。
飯竹泰助(茨城県) 30年にわたり、霞ヶ浦水質浄化の啓発事業等の推進に努め、流域住民の水質浄化意識の向上に貢献した。
辰野孝義(滋賀県) 水源涵養機能に重点をおいた犬上川水系に位置する山林の整備を行うとともに、環境発信基地としての宿泊施設の管理・運営を行っている。
村田義男(大阪府) 丹生ダム及び川上ダムの基金事業に邁進し、水没関係者の生活再建等両ダムの事業促進に大きく貢献した。
浅野 孝 都市の水問題の有力な解決方法となる水の再利用技術を開発するなど、都市地域の水資源の保護に貢献した。
団体の部 新穂村土地改良区(新潟県) ダム建設やパイプかんがいによる水資源の開発・有効利用は地域の範となっている。また、ダム周辺環境整備により自然環境と調和した親水空間を広く島内住民に提供している。
寺谷用水土地改良区(静岡県) 利水団体が水資源の貴重さに着目し、自らが植林をし、これを管理するなど水源地域における水資源の保全に貢献している。
(財)長岡京水資源対策基金(京都府) 地下水状況調査及び啓発活動を実施することにより、地下水源の保全及びかん養に貢献している。
広島市かき養殖連絡協議会(広島県) 「緑の山で豊かな海」をスローガンにした、かき養殖業者による海と森が連携した植林活動を実施している。
柳川山門土地改良区(福岡県) 筑後川下流土地改良事業の推進に中心的な役割を果たし干ばつ常襲地帯の農業用水の安定確保に多大な貢献をしている。

 

過去の京都府からの被表彰状況