地域交流井戸整備活動助成金の交付状況

基金は、井戸の整備を通じて地下水を軸とする地域交流を創出し、地域の皆様の地下水に関する普及啓発を行うため、平成23年度より、長岡京市立小学校敷地内に井戸を整備する活動に対する助成を行っています。
これまでに、以下のような活動を支援してきました。井戸やその周辺整備を通じて、学校・地域の皆様の地下水の啓発のみならず、地域防災や地域交流につながっています。

 長岡第六小学校(長六小校区地域交流井戸掘り協議会)

平成27年度、手掘りによる地域交流井戸第4号の整備が行われました。
長岡第六小学校児童が井戸掘り体験をした他、地域からのボランティアを募ったところ、3日間で延べ330人を超える方々が参加し、地域住民が一体となり井戸の整備を行うことによって、地域の連携を深めることが出来ました。

(長岡第六小学校HPリンク:http://www.kyoto-be.ne.jp/nagaoka6-es/cms/

(左)  井戸掘りの様子  / (右)完成した井戸

 長岡第七小学校(長岡第七小学校区地域コミュニティ協議会)

平成25年度、手掘りによる地域交流井戸第3号の整備が行われました。
大人と子供併せて述べ約520人の地域のボランティアが参加し、井戸整備や井戸水を利用したビオトープの整備を通して、地域コミュニティの結束を高め、地下水保全の啓発を進めることができました。

(左)  井戸掘りの様子  / (右)完成した井戸とビオトープ

 長岡第九小学校(長岡第九小学校区ふるさとコミュニティ協議会)

平成 24 年度、手掘りによる地域交流井戸第2号の整備が行われました。
約 250 人のボランティアと児童が参加し、井戸整備や井戸水を利用した水田整備を通して、地域コミュニティの結束を高め、地下水保全の啓発を進めることができました。

(左)  井戸掘りの様子  / (右)完成式典

 長岡第四小学校 (長岡第四小学校区地域コミュニティ協議会)

平成23年度に「井戸掘りプロジェクト」として、井戸の手掘りや地下水を軸にした地域住民の交流が行われました。
非常時の炊き出し訓練なども行いながら、井戸の手掘りをする中で約300人のボランティアや児童、乙訓高校の生徒たちの参加を得て、校区内の絆を築くことができました。また、多くの参加を通じて、地下水の大切さの啓発ができました。(記念リーフレット

(左) 井戸掘りの様子 / (中央)非常時の炊き出し訓練 / (右)完成式典

 神足小学校 (神足小学校コミュニティスクール運営協議会)

平成23年度に「校庭の井戸水の多目的利用」として、井戸周辺のビオトープや屋形の手作り、児童や地域の学習会などが行われました。
地域の方が学校を訪れる機会が増え、学校との連携が深まり、様々なネットワークが生まれました。また、児童向けや地域の学習会で水資源の大切さを学ぶことができました。

(左) ビオトープ完成式典 / (右)井戸とその屋形